■フロントサスペンション周辺
フロント足回りには幾つかのゴムブーツがあり、劣化により裂けたりする。
チェックはステアリングを切って覗き込むだけでもできるが、タイヤを外すともっとよく判る。
スプリングシート$20
タイヤを外してローター後方から見た写真です
緑色部分がスタビライザーリンク（ロールバーリンク）$58
赤色部分がタイロッドエンド。
これ等は端部のブーツが破れて中のグリスが漏れて異音の原因となる。
青部分がドライブシャフトジョイントのブーツ内側
これが破れると中のグリースが周囲に派手に飛び散るらしい
だからもし破れてたら見ればすぐにわかるそうです。
タイヤを外さずにハンドルを一杯切ってデジカメでタイヤの裏側を撮った。
赤色部分（タイロッドエンド）、その奥に見える青部分が
ドライブシャフトジョイントのブーツ外側です
紫部分がＡアームのボールジョイント、これも先端のブーツが破れます
■フロントサスペンション
ショックアブソーバー（ダンパー）は消耗品なので
何万キロも走行していると圧が抜けて交換が必要となる。
だいたい2万キロくらいから抜けはじめるそうです。
一方スプリングはそんなにへたるものでは無い。
ショック交換の際に是非交換したいのが赤矢印部分のアッパーマウント
（スプリングシート）、ゴムが劣化してヒビが入ったり破損して異音の
原因にもなります。また、これをほおっておくと上部のサポートプレート
（図にはありませんが）を傷めてしまい修理が高くつきます。
9140067ヘルパースプリング（バンプラバー）$16
左図の1番にあたります('94〜97）
このボールジョイントは92〜94年初期頃までのタイプで
Aアームを残してボールジョイント部分のみを交換することが出来る。
いっぽう94年途中のモデルからはＡアームとボールジョイントは一体型
となり写真にあるような3本のボルトが無い。
だから、ボールジョイントの交換はＡアームごと交換となる。
左：ブーツが破れる前と、右：破れてグリスが飛び散った状態
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洗車時にフロントホイールにガンコな油分の付着を発見したら要注意。
破れたまま長い間放置していると故障や重大なトラブルの原因となりますので早めに交換しておきましょう。
ブーツはの破れは定番メンテ品なので安い製品や分割式というのも多々あります。
ただ、このゴムパーツはよく動く部分で足回りということもあり安いものは品質が心配です、純正が一番ではないでしょうか。
いずれは破れる部品なので交換にはインナーとアウター同時交換がオススメです。
NA車とターボ車では品番がことなりますので代用は不可です。
パーツは左右にそれぞれインナーブーツとアウターブーツがあります。
純正品キットはイン側アウト側の1セット販売で約2万円、ディーラー工賃は約1.5万円。
左右2セットの場合はその倍の金額が必要です。
海外から純正を輸入するとが出来るなら送料も入れて1セット1.3円前後で手に入ります。
ネットの激安品は7000円くらいで売っているようですが、質の悪いものは微妙にサイズが合わず
グリスが漏れる例があるようですので注意が必要です。
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